shirochoco’s diary-しろちょこブログ-

仲良し夫婦と、息子ちゃんの成長と、日常の記録。

夫婦と命を考える日

しろちょこ(@shirochoco_i)だよ!!


私達夫婦が「親」になってから10ヶ月。
正確には、19ヶ月という月日が経ちました。



私の都合で息子ちゃんを怒ってしまう事もありますが
なにより、健康で、いつも笑顔で、
好奇心というすばらしい宝物を持っていることに、ほんとうに感謝でなりません。



私の尊敬するある方が
とある記事をツイッターでシェアしてくださり、
とても考えさせられる内容だったので、シェアしようと思います。




助産師・坂本フジヱさん「男と女が同じなら、そらセックスもせん」:日経ビジネス電子版



この記事を読んでいてほんとうに色んなことが頭を巡りました。





そして、1つ思い出した話があります。




父方の祖母が亡くなった時のことです。



葬儀の準備等で父や伯父がバタついてる中、
縁側で、穏やかに、どこか遠くにでもいるかのように座っている祖父に

私は

「おばあちゃん亡くなって寂しい?」

と聞きました。




すると祖父は


あとは、生きてるもんを大事にするだけだ。


と答えました。


そのあと少し話をすると、

戦中や戦後は、
山の中に蚊のたかった死体が転がっているような光景を見たけれど
今はこんな風に綺麗な葬儀までしてもらえて
いい時代になった

と話をしていました。


その光景を想像するだけで私は恐かったけれど、
祖父はその目でそれを見ていて…。

同じ空間にいる私と祖父とで、縁側で見ていた外の景色が、場所が、全然違うようにも感じました。



祖父と祖母は仲が良く、
夫婦として共にほんとうに苦しい時代やできごとを乗り越えて来た2人でした。



時代がどんどん変わって、
世の中は本当に便利になって、医療も発達して、
夫婦の形や、死への考え方のなど、

私と祖父母とでは、全く違うものだと思います。


でも、

どんな時代になっても変わらない事実と、
変わるべきではない(大切にすべき)価値観もあるのではないかとも思う時があります。


今回シェアした坂本フジヱさんのお話の中に、それがたくさん詰まっているような気がしました。



私達は、自分が思っている以上のエネルギーとパワーを持っていることを
早く気付くべきかもしれませんね。