shirochoco’s diary-しろちょこブログ-

仲良し夫婦と、息子ちゃんの成長と、日常の記録。

性別は2種類ではないということ。【ジェンダー】

はろー\( 'ω')/しろちょこ(@shirochoco_i)だよーう!



今日は少〜し真面目な記事。



みなさん、
自分や他者の性別に悩んだことや、疑問を抱いたことはありませんか?


私も「女であるということ」を幸せにも思う反面で、
「それって、『女だからとか男だから』って関係ある?」って悩んだことが
いくつもありました。


そんな私が
大学の時「ジェンダー(女性学・男性学、メディアに見るジェンダーなどなど)というものに出会い、
好んで4年間学んだことで、気持ちがラクになったり、助かった経験があるので、
ピックアップして少しずつ書いていこうかなと思います。


私のように、
自信や、身の回りの人の性別や役割に関して悩んでいる方、
そして、少しでも多くの人に、
「性別もいろんな解釈や見方があること」を認知してもらえたら嬉しいなと思います。



今回は第一弾目。


今日は、
性別は2種類ではないということについて。


ジェンダーとは?】

まず、この記事でも出てくる言葉、ジェンダーとは…

身体の性差も含めた、
「男性らしい・女性らしい」「男の役割・女の役割」などの、
社会的性別観(社会的性差)を指す言葉です。

(例えば
家事育児は女性の役割、力仕事は男性の役割など、よく聞きますよね)




【性別を構成する4つの要素】

あなたは男性ですか?女性ですか?


きっと多くの人が、この疑問について、
身体の形で判断すると思います。


しかし実は、自分が男性なのか女性なのか、一言で答えるのは難しいと感じている方が多くいます。

いわゆる、オカマとか、オネエとか、
また、バイセクシャルとかってなんなの?っていうことについても、少し詳しく書いてみようと思います。



人の性別は、


・身体的性

性自認

・性表現

・性指向


この4つ要素が、男性・女性・中間
どう当てはまるかで、違いがあります。

・身体的性
これは、生まれ持った身体の性別です。生殖器の形で判断するものです。


性自認
つまり、「私は女である(男である)」と自覚・認識している性別です。
これは、誰かから見た印象ではなく、
自分が自分を認めようとした時、1番しっくりくるものですね。

身体は女性でも、自分が自覚しているのは男性である、という方も中にはいらっしゃいますし、
どちらとも、自覚しにくい方もいらっしゃいます。
身体と自認の性が一致しない性のことを「トランスジェンダー」と呼びます。


・性表現
容姿や言葉遣いなど、主に見た目に表現されるものです。
自分が好む・自分が表現したい姿です。
生まれ持った身体が男性で、女装を好む方や、オカマというのは、この性表現が女性ということですね。


・性指向
これは、自分の恋愛や、性的関係などの対象が女性なのか、男性なのかということです。
一般的に、男性の身体(または自認)で、男性に好意を持つ人を「ゲイ」
女性の身体でが女性に好意を持つ人をレズビアン
好意を抱く対象が、同性も異性にもあり得る人のことを、バイセクシャルと表現されますね。





芸能人の方のお名前を借りて、何人か例を出してみます。
事実がどうかはわかりませんが、あくまで、メディア上での発言や表現を元にあげてみます。

例えば、マツコ・デラックスさん。
彼は、
・身体は男性
・自認は男性
・表現は女性(スカートを履き、お化粧をしますね)
・恋愛対象は男性です。

あと、おすぎさんとピーコさん。
彼らは、
・身体は男性
・自認は男性
・表現は女性(女性寄りの男性)
・恋愛対象は男性です。

尾木ママこと、尾木直樹さん
・身体は男性
・自認は男性
・表現は女性寄り(「ママ」ですもんね)
・恋愛対象は女性(女性の方と結婚してます)

例えば、はるな愛さん。
彼女は、
・身体は男性
・自認は女性
・表現は女性
・恋愛対象は男性です。


また、はるな愛さんのように男性から女性の身体になったけど、
また男装を楽しめたり、女性に魅力を感じるようになったり、という様子を見ていると、
もしかしたら性別も「どちらか」というより、「どちらも」な、中間性の方なのかもしれませんね。



オネエ系、オカマ、ニューハーフ…と呼ばれる方達も、ひとくくりにしてしまいがちですが、
実はよく聞いてみると、細かい部分で違う性の組み合わせであることがわかりますね。



日本では、
中性的な性別や、恋愛対象が同性であることなどが、
からかいの対象になったり、
イレギュラーなものとして、まだまだ認められにくい現状ですよね。

性同一性障害』と呼ばれることもありますが、
私は「これって障害か?」と、よく疑問に思います。



ぜひ、色々な情報を取り入れて、
より自分が自分を好きになれるよう、
自分らしくいられるよう、
胸を張って、自分を表現してみてください。



ちなみに、
2011年には、オーストラリアのパスポートに、
男性であるM、女性であるF、とは別に、
性別不確定の「X」が導入されています。


日本にも早く、そんな日がくると良いですね\( 'ω')/



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