「嫌いも大切にしたい。」

スピーチや作品の中にたくさん名言あるけど、
何気ない会話の中に、なんかこれすごい言葉だなぁっていうのありますよね。

私が大学生の時、
友人Sちゃんとお散歩してた時のお話。

彼女はポジティブすぎる子が苦手とのこと
。
自称するのも変だけど、当時の私は、自分がポジティブ人間だと思ってたし、ポジティブな人が好きだったから、「なんで???」状態。

理由を聞いてみたら、

「私は私が感じた『嫌い』や『ネガティブな感情』も大切にしたい」

とのことだった。

なるほど。

ポジティブな人って、確かにネガティブな人や感情に対して、ネガティブ(否定的)なきもちを強く持ってる人が多い印象があったから(それは本当のポジティブと言えるか、私的には微妙なのだけど…)
納得したのと、

負の感情にフォーカスしすぎるのは、私は好きじゃないけど、
それを感じた自分の心や感性そのものまで否定はしなくていいのか。

って、彼女の言葉で思って、

すげえこと言うな。

と、内心でかなり尊敬してました。

面白いことに、その少し後に、知り合いの方が開催した個人的にNVC(非暴力コミュニケーション)のワークショップに行く機会ができたり、
ビジネスをキッカケに「自分ってどうなりたいんだろう。」ってことをよく考えるようになって、
今のは私は、私の感じた事全部、大切にしてあげたいって思うようになったけど、

そう思えるようになった、最初のキッカケは、彼女の子の言葉があったからだろうな。

Sちゃん、元気かなぁ…( ˘ω˘ )